ロハスの意味
ロハスとは、米国の社会学者ポール・レイ(Paul H. Ray)氏と
心理学者シェリー・アンダーソン(Sherry Ruth Anderson)氏が提唱した
Lifestyles Of Health And Sustainability の頭文字(LOHAS)を
つないだ造語で、「健康で環境を破壊せず維持できるライフスタイル」
のことをいう。
たとえば、何かを購入する場合、ブランドや価格だけでなく、原料や製造過程を理解したうえで自分自身のロハスな価値観で判断して決めるのがロハス志向の人。アメリカの人口の約 30 %がこのロハス層に属している。
すでに、オーガニック食品、ハーブ、ヨガ、メディテーション、エコ住宅やエコ製品、ガーデニングなどロハスに関連するさまざまな産業が巨大な市場を形成していることを思うと、エコロジカル関連はお洒落な生活に欠かせないものになってきたのかも。
ロハス志向の人々が、興味があるのは「アロマテラピーや食事療法など薬に頼らない代替医療」や「オーガニックな素材を使った食事や商品」「フィジカルとメンタルをケアするヨガ」などです。
ヘルス、オーガニック、エコロジーなどを選択の基準になっています。
私たち日本人が忘れかけている「もったいない」の精神が今、世界中に広がろうとしています。私たちのために私たちができること伝えてくださいました。
ワンガリ・マータイ先生から見た日本の「もったいない」
●スーパーのレジ袋
日本中でレジ袋を無くしたら年間何億円にも節約になります。
●水
洗顔のとき、歯を磨くとき流しっぱなしにするのは資源の無駄遣い。
●食品
1世帯で年間何キロもの食べ残しを廃棄している。
ひとつも手を付けないで廃棄しているものも多い。
●洋服
一人で年間数キロもの洋服を廃棄している。
●包み紙
包装資材は廃棄するために生産されている。
ワンガリ・マータイ先生から見た日本のすばらしい所
●和服をリサイクルしてアロハシャツを作る。(リユース)
●水洗トイレの水のレバー
大と小になっていて、必要な分の水を流せる。
●風呂敷 ← ワンガリ・マータイ先生イチオシ!
和服からのリサイクルもでき、包装紙の代わりができ、何度でも使える。
まさしく「もったいない」精神のものである。
と、各国でお話をされているそうです。
「もったいない」(MOTTAINAI)精神がロハスな生活を支えていくでしょう。
今の私たちと未来の子どもたちのために、私たちができることをしていきましょう!
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【ロハスな生活で健康ライフ 】トップページに戻ります
2005年 2月、イースクエア社がアメリカのNMIと共同で行った調査結果によると、日本人の約3割(29%)がロハス志向層に該当するとの結果となりました。
ロハス志向層の特徴としては、自分の健康や家族の健康にも関心が高く、環境問題にも関心が高くて、実際に行動をとっているということが明らかになりました。
また、この層の人たちは自分を高めたいという意欲が高く、積極的に学習を行います。
また、購買意欲も高く納得できる理由があれば2〜3割高くても購入します。つまり、消費行動において、自分の物差しを持っていること、そして、企業を評価する際に、商品のみではなく、環境や社会問題への取り組みなどの観点からも見る層であることがわかります。
ロハス志向層は、<グリーンコンシューマー>とは異なり、個人の欲求が満たされることを重視しますし、また<スローライフ志向層>よりは消費意欲が高いようです。
<グリーンコンシューマー>
環境に配慮した商品を購入し、使い捨てでなく循環型のライフスタイルを選択する消費者
< スローライフ志向 >
「迅速な行動が出来ないという無能力のために結果的に遅い」という状態ではなく、自分の人生・生活を自分でコントロールし、他人にコントロールされ急かされて本来の能力を生かせなかったり、意味のない雑用を作り忙しがって他人や自分に言い訳をして見せるばかりで本来やるべきことがおろそかになっていたりするような無駄な人生・生活にはしないという積極的なニュアンスで用いられる言葉
■健康的な生活
オーガニック食品やサプリメントなどナチュラルなパーソナルケアー製品を愛用している。
例えば、有機野菜や化学添加物の少ない食品・飲み物を選び、自然系洗剤等を使う。
■自己啓発
自己啓発のために投資する。
例えば、異文化との接触、ヨガや習い事、友人関係への時間投資など。
■代替医療ヘルスケア
予防医学・代替医療・補足的医薬を心掛け、なるべく薬に頼らない。
例えば、健康、運動、食育、医学についても気に掛けている。
■エコロジーな暮らし
環境にやさしいライフスタイルを心掛けている。
例えば、商品の選択をする場合、価格よりも性能が良い、環境に優しい、デ
ザインが良いが判断の大切なポイントと考えている。
エコな家やオフィス、環境にやさしい機器、リサイクル繊維を使った製品など。
■持続可能な経済
再生可能なエネルギーや社会貢献型投資で、例えば、地球環境に負荷を掛けない、風力発電等の自然エネルギーの活用、サスティナブルな農業、地球温暖化の防止、エネルギー源の水素化の実現など。